働く環境
海外での研修制度
グローバルに活躍するための研修制度が用意されています。24年3月期では、海外研修制度を用いて30か国、延べ209名が派遣されています。ここでは代表的な海外派遣プログラムをご紹介します。
若手 〜 中堅
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海外修業生
「地域エキスパート」の育成を目的とし、英語以外の言語圏へ1年~2年、派遣します。単に特定語学のプロフェッショナルの養成ということではなく、異文化を許容する包容力、俯瞰的に物事を捉える事のできる広い視野、諸外国との交流に欠かせない教養の基本ともいえる歴史、文化の習得を通じ、グローバルに活躍できるビジネスパーソンを育成することを目的としています。最初の1年間は現地の大学または語学学校で学び、その後、1年間は現地の支店・現地法人、または出資先の関係会社で習得言語を活用しながら実務を経験します。
[ 派遣地域実績 ] ブラジル、メキシコ、コロンビア、アルゼンチン、チリ、ペルー、中国、台湾、韓国、タイ、インドネシア、バングラディシュ、インド、ベトナム、中東諸国、CIS、イタリア、ドイツ、フランス、ポルトガル、モロッコ、モザンビーク等 -
部門研修員
「部門スペシャリスト」の育成を目的とし、所属部門に関係する業界・商品知識、技術等を習得するため、最長2年間の期間、海外拠点/海外関係会社他へ派遣し実務を経験します。 -
グローバル経営者養成プログラム
世界の一流ビジネススクール等にて、専門性の高い経営学を習得し、世界の優秀人材と幅広い 交流を可能とする国際感覚を養い、将来のグローバル・グループ経営を担う人材の育成を狙いとした制度です。ビジネススクール派遣中のインターンや帰任後のアサインメントに至るまでを一連の研修プログラムとして位置づけています。
管理職
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GMA GLOBAL MANAGEMENT ACADEMY
ビジネスを通じてグローバルな課題の解決に貢献する次世代のビジネスリーダーを育成すべく、ハーバードビジネススクールと提携し、2011年から企業内ビジネススクール「Mitsui HBS (Harvard Business School) Global Management Academy」を立ち上げ、通算11回目のプログラムを開催しています。三井物産本店のみならず、海外現地店や三井物産と深いつながりのあるパートナー企業などから選抜された多様な背景を持つ将来の経営幹部候補が米国・ボストンで一堂に会し、現役HBS教授の講義やケーススタディ形式のレベルの高い議論を通じてリーダーシップの本質を学ぶプログラムです。 -
Executive Education
次世代のグローバル経営を担う経営人材を対象に、海外ビジネススクールへの短期派遣を通じて、最新の経営知識・スキル習得や異業種の優秀人材との切磋琢磨とネットワーキング、及び担当業務を離れた自己の振返りと気付きの機会を提供しています。