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コンサルから事業を生み出す立場へ

「食」にイノベーションを起こすような事業を
この手で創り、自ら率いたい。

久礼 智春

Tomoharu KURE

流通事業本部 マーチャンダイジング第二部 商品開発室
2015年キャリア入社

[前職] 外資系コンサルティングファーム → 三井物産

コンサルタントのスキルを糧に
日本を元気にしていきたい。

新卒で入社したのは外資系の大手ITベンダー。そちらには7年ほど在籍し、最終的にはシステム開発のプロジェクトマネージャーを務めました。そこで経験を積むうち、ITだけではなく経営全般に関われる人材になりたいと外資系のコンサルティングファームに転職。そちらでは、さまざまな業界の企業の成長戦略立案や全社構造改革などを担い、クライアントの経営者と伴走することに大いにやりがいを覚えていました。しかし、30代半ばを迎えて将来のキャリアを考えた時、事業会社で自ら経営を手がけてみたいという思いが湧き、再び転職を考えるように。新しいキャリアを得るにあたって、私が望んでいたのは「日本を元気にしたい」ということでした。自分の子供たち世代のためにも、これからの日本をもっと盛り上げていける、そんな影響力の大きな企業で働きたいと考え、私が選んだのが三井物産でした。三井物産はすでにグローバルでプレゼンスがあり、各地で積極的に事業投資を行っている。自分が経営コンサルタントとして培ったスキルがあれば、より投資先に入り込んで事業を大きく伸ばしていけると感じたんです。

米国での食品事業の開発に奮闘。
投資先の経営陣とも熱い議論。

入社後、私が配属になったのは「流通事業本部」。いま三井物産はBtoCの生活産業分野にいっそう注力していこうとしており、特に海外での事業拡大を重要なテーマとして掲げています。三井物産にとっても新たなチャレンジであり、私のようなコンサルティングファーム出身の人材も活躍できる余地が大きそうだと感じ、こちらに参画しました。そしていま私は米国市場を担当し、食品業界における投資先企業の経営管理と、新たな投資先案件の発掘に奮闘しています。たとえば現在、三井物産は米国で大手加工油脂メーカーやフードテックベンチャーなどに出資していますが、毎月のように渡米し、先方の経営陣と様々なテーマについて議論、時には私が株主代表として経営会議にオブザーバー出席することも。当社は本当にフラットな風土で、私のようなキャリア入社者もすぐにこうした重要な役割を任せてくれる。その場で先方の経営陣と新たな事業の可能性などを議論するのはとてもエキサイティングですし、そこで出た議題を検討すべく、社内のさまざまな人に意見を聞くのも面白い。三井物産には実に多様な専門性を持った人材がいると実感し、彼らから授かった知見がうまく組み合わさって解が見えてきた時などは、とてもテンションが上がります。

三井物産の豊富なアセットを駆使すれば、
もっと面白い事業を生み出せる。

三井物産では私はまだまだ若手の部類であり、やはり裁量は小さいのかと思っていたのですが、むしろ前職よりも自分の影響力が大きくなっている感覚があります。米国での食品事業の開発は、社内でもあまり前例のない取り組みであり、私がこの分野は牽引できる。自分が企画したことを、社内を巻き込んで部長・本部長と社長さえ説得できれば、1,000億円規模の投資案件も実行可能。おそらく普通の事業会社やベンチャーではこうしたダイナミズムを味わうことは難しいでしょうし、社内のいろんなリソースを使って大きな価値を生み出していけるのは、三井物産ならではの醍醐味。いま私は流通事業本部の長期ビジョンを考えるタスクフォースにも参加させてもらっているのですが、そこであらためて当社の豊富な人材・アセットを実感しています。それらを有機的に繋げることで、我々の暮らしに身近な「食」の領域でもっと面白いビジネスが生み出せる。食料問題を解決するようなイノベーションも、きっと起こせる。そうした事業をこれから自らの手で立ち上げ、その経営まで担い、結果を出す。それらを通じてグローバルで三井物産が大きな実績を上げ続けること、すなわちそれは、日本のプレゼンス向上にもつながっていくはずです。

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