FUTURE PANELDISCUSSION

金属分野

鉄鋼製品・金属資源における事業投資・開発やトレーディングを通じ、一貫したバリューチェーンを構築し、産業社会に不可欠な資源、素材、製品の確保と安定供給を実現するとともに、環境問題の産業的解決に向け、資源リサイクルにも取り組んでいます。

先人たちが築いた
確固たる歴史の上に
新たな時代を築いていく。

  • 福原夕記YUKI FUKUHARA金属資源本部 石炭部 プロジェクト第二室
    2016年入社/法学部 卒
  • 三輪健太郎KENTARO MIWA金属資源本部 戦略企画室
    2010年入社/法学部 卒

現在の仕事は?壮大なビジネスの裏には
地道な努力がある。

三輪
金属は産業や人々の暮らしに欠かせないものだけど、日常の生活で接するものではないから、なかなかイメージが湧きにくいかもしれないですね。
福原
そうですね。
三輪
それに金属資源と言っても、鉄鉱石、製鋼原料、石炭、銅、ニッケル、アルミ、コバルトなど様々だし、それぞれビジネスの仕組みも形も顧客も違っています。福原さんが担当しているのは石炭ですよね?
福原
はい。現在推進しているのは、三井物産が保有する石炭資産の投資管理や炭鉱権益獲得も含めた新規案件の検討ですが、そのように話すと「壮大なビジネスですね」という感想が大体返ってきます(笑)
三輪
確かにスケールは大きいですが、それを成り立たせているのは地道な努力に他ならないと思います。
福原
今まさに取り組んでいる炭鉱売却案件はその象徴です。前任の担当者が売却完了直前に異動となり、私が後任として着任しました。大量の契約書や聞き慣れない会計、経理用語に戸惑いつつも周囲の方に支えていただきながら一つひとつ分からないことをつぶし、前進しているという感じです。炭鉱売却というと新聞に載るような大きなニュースで華やかに思えますが、その裏側は泥臭い仕事の連続と実感しています。愚直に懸命に取り組む日々、その中で強く思うのが、このような仕事を入社4年目の私に任せてもらえる環境は非常にありがたいことです。
三輪
私も今は戦略企画室に所属し、最前線からは一歩引いた立場から金属資源全般の事業投資やトレーディングに取り組み、コーポレート部署・他本部との連携にも注力していますが、入社1〜4年目は鉄鉱石のトレーディングに携わりました。さらに、入社4年目の途中から7年目は、鉄鉱石の投資・開発案件に携わり、その後も米国においてスクラップのトレーディングや資源リサイクルのビジネス創出に挑ませてもらいました。
福原
若い時代からそのような経験ができることは大きいですよね。そして、もう一つ思うのが、当分野には情熱を持った社員が多いことです。産業や社会をこの手で支えていく思いが強くあると思います。
三輪
そのような熱い思いを有した先輩や同僚とともに働けることは、仕事人生における大きな財産だと私も思います。

金属分野の強みと特徴は?先人たちが築いた歴史の上に立っている。

三輪
この分野における当社の何よりの強みは、世界中の強力かつ多様なパートナーとの強固な関係だと思います。それは、多様な事業投資やトレーディングを行い積み重ねてきたことで築かれたもの。一朝一夕では構築できないこの関係があるからこそ、今、私たちはそれらパートナーとのダイナミックな事業展開が可能になっています。
福原
私も当分野で仕事をしていると、先人たちが築いてくれた歴史の上に私たちは立っているのだと気付かされることが多々あります。未来を見据えた先見の明とそれを現在にまで繋ぎ、良質化してきた様々な社員の不断の行動により有益かつ膨大な資産が当分野には存在しています。
三輪
三井物産は金属資源分野では、1960年代から鉄鉱石等の資源開発に参画してきました。それは非鉄金属にもおよび、世の中のニーズに応える形で投資をしています。ブラジルでは鉄鉱石やアルミニウム、豪州では鉄鉱石や石炭、チリでは銅、フィリピンではニッケルなど、まさに世界各地で事業を展開しています。また、鉄鋼製品においても、インフラ、自動車、エネルギー等の分野でバリューチェーンを意識したトレーディング・事業投資を実行し、ワールドワイドなネットワークを築いています。
福原
このベースをもっともっと進化させ、さらに新たなチャレンジを行っていくのはその資産を受け継ぎ、今挑む私たちですよね。
三輪
はい。そうだと思います。

金属分野における最先端の取り組みは?変わらず資源を届けていくため、挑戦。

三輪
当分野全体においては、EVや分散型電源の普及に伴い成長が見込まれる二次電池の原料確保、安定供給に向けた仕組みづくりは大切だと考えています。そして、もう一つが低炭素、循環型社会構築に向けたリサイクル等への取り組みです。
福原
限りある資源の中で循環型社会の構築はこれからの重要な課題だと私も認識しています。
三輪
三井物産は資源を届ける仕組みを作ることで世界の産業や社会に貢献してきました。これからも変わることなく資源を届けていくために、どのように時代が変わろうとも、貢献していける仕組みをつくっていくこと、それが私たちの使命だと思っています。
福原
私が所属する石炭部で言えば重要な先端テーマはIoTや鉱山トラックやオペレーションなどの自動運転になると思います。
三輪
今、三井物産はDigital Transformation、DTを掲げて取り組みを加速していますが、鉱山などの大規模な操業においてもIoTは非常に重要なツールとなる余地は多くあり、大きな変革を起こせる可能性が存在しています。
福原
効率化や生産性向上により成長を生み出していけると思っています。また、鉱山は人里離れた場所に存在していることが多く、働く人にとって厳しい環境であり、さらに、環境保護という視点も重要だと考えています。IoTを駆使したデータ分析や自動運転技術など、様々な最先端テクノロジーを取り込みながら、安全な労働環境や環境負荷の少ない次世代の鉱山開発に向けた革新を進めていきたいです。

金属分野の可能性と未来は?金属分野に変革を生み出すのは、私たち。

三輪
360°business innovationを掲げているように、三井物産には金属分野のみならず多様なビジネスが存在しています。他本部との横断的な連携を通して、その総合力を活かし、新たな金属分野の価値創出につなげていけると考えています。
福原
長期的な目線で見ると良質な資源が徐々に少なくなってきているという課題もありますよね?
三輪
そうですね。
福原
私たちが現在保有する資産は高品位で競争力のあるものが多いですが、将来的には今まで使ってこなかった低品位の資源をいかに上手く使っていくか、そこでは需要家との関係、共に歩む姿勢が重要です。その中で需要家毎に異なる切り口からソリューション提案を行う機会も増えてくるはずです。その際に、他分野での事例や先端的な取り組みが金属分野でも活用できるかもしれません。もっともっと視野を広げ、取り組んでいくことで金属分野の新たな可能性は拓かれていくと考えています。
三輪
金属分野に変革を生み出すのは私たちの情熱とアイデア。ともにチャレンジしていきましょう。矜持と覚悟を持った社員に機会を与えるのが当社・当本部の強みと信じています。
福原
鉄鋼製品や金属資源を届け、社会を支える、世界に貢献する、そのような強い思いを胸に先人たちはどんな困難な道も一歩一歩、進んできました。その思いを一緒に未来へ繋いでいきませんか?ともに歩んでくれる皆さんを私たちは心よりお待ちしています。