三井物産について
Q1. 三井物産って何をしている会社ですか?
A. 総合力を発揮し、周辺事業を組み合わせ事業群を形成し、産業横断的な事業群を通じて、複雑な社会課題への解決策を提供しています。
キーワード①:創る・育てる・展(ひろ)げる
当社の保有するグローバルかつ幅広い産業にわたる事業ポートフォリオは、新たな事業をつくり、強い事業(コア事業)に育て、そしてコア事業とその周辺事業連携させた事業群を形成することで、絶え間なく変革を続けています。複雑化する社会課題への現実解は、1つの事業や産業で提供することは容易ではなく、業際での取組が不可欠です。当社は産業横断的な事業群の形成を通じてより大きな価値を創出することで、複雑な社会課題の解決に貢献しています。
キーワード②:ビジネスモデルと機能
「トレーディング」と「事業経営・事業開発」の両輪での成長を軸とするビジネスに取り組んでいます。それぞれの現場で蓄積された知見をもとに、さまざまな機能とグローバルなネットワークとを掛け合わせ、新たな価値を創出します。
ビジネスモデル
- トレーディング
- 需要と供給をマッチングさせ、金融や物流等の機能を提供し、スムーズな商流を構築する伝統的な事業を指します。世界中に幅広い顧客基盤・パートナーのネットワークを構築し、さまざまな取引に貢献しています。
- 事業経営・事業開発
- 世界中の企業に投資を実行し、継続的かつ多面的な経営参画し、企業価値向上やシナジー創出を図る事業を指します。
常に進化を続ける、三井物産の主な機能
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マーケティング
グローバルなネットワークを通じた、情報収集と分析力で、需要の創出と安定供給を実現
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ロジスティクス
国際情勢・通商ルールに精通し、環境や多様なニーズに対応した最適な物流ソリューションを提供
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ファイナンス
資金調達・ファイナンス組成から貿易金融まで、さまざまな金融機能を提供
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リスクマネジメント
経営体制、事業競争力の強化を通じたグル ープ全体の企業価値向上を実現
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コーポレートマネジメント
経営体制、事業競争力の強化を通じたグル ープ全体の企業価値向上を実現
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デジタルトランスフォーメーション
AIやIoTを活用し、ビジネスプロセスの最適化とビジネスモデルの変革を実現
Q2. どんなカルチャーを持っている会社ですか?
A. 創立以来の当社DNA「挑戦と創造」
三井物産は、「世界中の未来をつくる」というミッションを実現するため、事業を通じてさまざまな社会課題への現実解を提供しています。時を超えて受け継がれた「人の三井」と表現される人材主義、「自由闊達」という企業文化、そして長期間にわたる絶え間ない変革を経たグローバルかつ幅広い産業にわたる「事業ポートフォリオ」を強みとし、複雑化する社会課題に対して産業横断的な現実解を提供しています。この「挑戦と創造」こそが三井物産の価値創造です。
Q3. 三井物産の向かう先は?
A. 『Creating Sustainable Futures』をテーマに掲げる中期経営計画2026を発表。
サステナビリティを経営の中核に据え、グローバル・サステナビリティの視点からあらゆる産業の社会課題を掘り起こし、そこから新しいビジネスイノベーションを生み出すことで、強い事業群、新しい産業の創出を目指していきます。実現のために5つのCorporate Strategyと、経営資源を重点的に配分する3つの攻め筋を設定しています。
5つのCorporate Strategy
- グローバル・産業横断的な提案力の高度化
- 複雑化する世界の課題に向け、当社の強みをより一層融合させ、提案力を高度化
- 「創る・育てる・展げる」の推進
- Own Field(当社が知見を有する領域)での事業強化と事業群形成
- サステナビリティ経営の更なる深化
- 当社事業への影響や社会からの要請が高まる社会課題に対し、サプライチェーン全体を通じた対応を牽引
- グループ経営力の強化
- グループ全体のアセットを最大活用し新たな価値創造を追求
- グローバルでの多様な個の活躍促進
- 自律的なキャリア形成 (挑戦・経験・学び挑戦・経験・学び)を後押しする施策・環境整備に向けた人材への投資を更に加速する
3つの攻め筋(Key Strategic Initiatives)
グローバルに展開する事業ポートフォリオを通じ、安定供給のための高度な仕組みを構築
エネルギー安定供給と気候変動対応の双方の観点から事業を通じた現実解を提供
健康・医療に加え、健康・医療に加え、健康に通じる食等、人々のライフスタイルの質向上に繋がる価値を提供