RESTAURANT TALK

  • 増田裕一YUICHI MASUDAベーシックマテリアルズ本部
    メタノール・アンモニア事業部
    1991年入社/経済学部 卒

  • 安田 浩HIROSHI YASUDAMSD企業投資株式会社
    代表取締役共同代表
    1988年入社/理工学部 卒

  • 太田正義MASAYOSHI OOTAフィナンシャルマネジメント第一部
    鉄鋼製品業績管理室
    1988年入社/商学部 卒

50’s座談会

TALK THEME 01今までのキャリアを振り返って思うことは?

安田
私と太田さんは1988年の同期入社。太田さんは海外が多かった印象がありますが?
太田
会社生活の約半分は海外。財務会計をメインに中国やイラン、内モンゴルなどで多岐に渡る経験を積んできました。最初は営業希望でしたが、今はCFO部門で過ごしてきて良かったと思いますね。社内外に様々な人脈ができ、充実した社会人生活を送れていると感じています。
安田
海外生活ではプライベートでもいろんな経験ができたのでは?
太田
そうですね。世界各地を訪れる機会も多く、見聞を広められただけでなく、子どもたちにも貴重な経験をさせることができました。増田さんは化学品事業に携わってきたということですが、振り返ってどうですか?
増田
本店では日系メーカーの製品販売に携わった後、2001年より台湾で約5年半、2011年より米国ヒューストンに6年半駐在し入社後約半分を海外で過ごしました。台湾駐在時は中国市場が拡大した時期であり、日々変化し成長していく台湾石油化学業界でのビジネスは刺激的な体験でした。また、米国駐在時はシェールガス革命が起きて北米の石油化学、エネルギー、石油精製業界の大きな構造変化を目の当たりにして他本部とも連携しながら新たな取り組みを模索し、奔走し続けました。
安田
そのようなキャリアを歩む中で、心に刻んでいたことはありますか?
増田
若手時代に先輩から「取引先の2段上のタイトルの人と付き合え、それが自分自身の成長につながるから」と言われたことは、忠実に実行してきました。ときには大きなピンチもありましたが(笑)、今から思えば背伸びをして取引先幹部と触れ合うことが自分自身の成長にも繋がりましたし、その関係が社内でも認知されることで様々なビジネス展開に繋がったと思います。安田さんも多様な経験を積んでおられますが、振り返っていかがですか?
安田
確かに、航空機関連の業務に始まり、企業投資やM&A、また、アセットマネジメントやコモディティデリバティブの業務、更にはコーポレートでの業務やリース会社への出向等、幅広い業務を経験させて貰いました。現在はバイアウトファンドで国内中堅・中小企業を対象に成長ポテンシャルのある出資先の発掘から投資実行、出資先企業の経営改善、経営支援に取り組んでいます。本当に多種多様な仕事にチャレンジさせてもらいました。その中で感じるのは、キャリアは求めてつくっていくものではなく、やり遂げた結果として残るものだということです。“仕事の褒美は仕事”のように、目の前の仕事を虚心坦懐にやり遂げると必ず次の大きなチャレンジが待っていると思います。
太田
確かに、そうですね。未来は今の先にしかありません。今を懸命に生きる、それが何よりも大切なのだと私も思います。

TALK THEME 02忘れられない仕事の思い出は?

太田
記憶に残る思い出と言えば、やはり海外での経験です。中でも内モンゴルオルドス出向時の約3年半の間には予期せぬ様々な事が起こりました。それを営業部出向者や営業本部長以下の方々と一丸となって解決していき、安定的な収益を稼ぎ出す体制に持っていけたことは感慨深いものがあります。私自身、それまでに培ってきたCFO部門での知識や経験、中国駐在を通じて培った人脈等を活用し、チームに貢献することができました。今の仕事や経験、人との出会いが未来で活かされる、だからこそ、今を大事にしなければいけないと思った出来事でした。
増田
駐在した台湾、米国、それぞれにおいて先輩たちが残してくれたレジェンドというか人間関係など、有形無形の財産が現地の業界で継承されて残っており三井物産への揺るぎない信頼感に繋がっていると実感する事が多々あり感謝ひとしおでした。
太田
一般に米国人はアジア人とは考え方が異なりドライだと思われがちですが、そんなことないですよね?
増田
はい。実際に人と人との触れ合いが基盤であり、米国でもWETな人間関係でビジネスが成り立っています。安田さんは何かありますか?
安田
当社では至極当たり前のことで、当社の中にいるとその有り難みに気づかないかもしれませんが、“自由闊達”という文化は本当に素晴らしいと思います。現在の自分があるのも、仕事を楽しいと思えたのも、自由闊達な会社の風土、度量の大きな上司、先輩、同僚のおかげだと思っています。今でも覚えていますが、入社5年目、航空機の仕事を覚え始め、自分たちで航空機を持っても回せるという微かな自信が芽生えた頃、「なんで三井物産は航空機を新規発注しないのか?直接発注したらどうなるのか?」という話を会社内で繰り広げたことがあります。
太田
三井物産らしいですね(笑)。
安田
当時、会社の業績が数百億円程度でした。航空会社でもない単なる日本の商社がリース先も決まっていない航空機を20機、総額1,000億円買おうよ、という話です。
増田
他の会社だったら話を通すのは難しい話だと思いますがそれが実現してしまうのですよね?
安田
そうです。企業投資部に異動になった30代中頃も目の前を通り過ぎていきそうになった案件がどうにも気になって、必死に会社のことを調べて、自分なりに仮説を立てて「買いたい!」という話をさせてもらった時も、業績の何倍もの金額の株式投資ということで一笑にふされることなく「面白そうだね」という上司、先輩、同僚のおかげで案件化までしてしまう、懐のあるすごい会社。自由闊達の風土がなかったらできない話だと思います。

TALK THEME 03実際に働いて感じた三井物産の良さは?

増田
先ほど安田さんが話されたことですが、商売のアプローチとしてこれは面白そうだからやってみよう、という文化が三井物産の良さだと思います。一人がこういう理由で面白そうだ、と言うとそれに共感する人々が集まり、自由に意見を発信しながら案件の面白さを追求していく一つの個体集団となっていくのは通常あること。挑戦と創造的な活動で私は好きです。
太田
そうですね。三井物産はやる気さえあれば自分がやりたいと思ったことは何でも実現できる会社だと私も思います。そして、それは自分がやりたいと思っていることを理解してくれる周囲の人がいてくれてこそだとも思います。多様で優秀な人材が揃っているからこそ、実現できるのだと思います。
安田
それに加えて、個の可能性を信じて任せる文化と良質な経験の場が当社にはあふれていることだと思います。仕事を任せつつ、一方できちんと見守り、かつ責任を取る覚悟を持った上司、先輩に本当に恵まれました。航空機リース事業では、現場のことは現場が一番分かっていると航空会社責任者との返還交渉はすべて現場に任せてくれました。返還が遅れると1日で300万円のリース料が発生するガチンコの交渉です。航空事業のみならず、その後も、与えられた範囲内でギリギリのラインを自分で判断し、勝負させてもらっていました。会心の条件での合意や妥協しての合意など様々な経験が自分の礎になっており、本当に鍛えてもらったと感じています。同じような痺れる経験を現在の現場の人たちにどう実践してもらえるようにするか、それが私たちの大きな仕事だと感じています。

TALK THEME 04若手やこれを読む皆さんへのメッセージ

太田
やはり若いうちは何にでも興味と好奇心を持ってのぞみ、失敗を恐れずどんどんチャレンジし、積極的に様々な経験を積んでほしいと思います。安田さんからもありましたが、そのような環境をつくってあげるのは私たちの責務だと感じています。
増田
はい。若いうちの苦労話、武勇伝は後々、様々な場面で話のネタにもなりますし(笑)、ご自身の人生における引き出しを増やせるのだと思います。
安田
そうですね(笑)臆せず進んでいってほしいです。
太田
他社では会議の最中に上司に意見を述べることがあってはならないこともあるようですが、三井物産ではそのようなことはないので(笑)。
安田
はい。自分の意見を自由に言える文化の中で、いろいろな発想や考えがぶつかって刺激しあい、個が磨かれ仕事がつくられる会社でこれからもあってほしいと思います。
太田
だからこそ、例え青臭いものでも、夢や志、もっと単純にあれをやりたい、こうありたいと考えることは大事ですし、大切にしてほしいと思います。
増田
最後に、これを読む皆さんへメッセージを送りませんか?
安田
大切なのは、「何をやるか」ではなく「誰とやるか」だと私は思っています。旅行に行くのも、飲み会に行くのも、どこにいくかより、何を食べるかより、誰と行くかが大事。これと同じで、一緒に働く仲間を先に決めてから、何をするかを考えれば、仕事も楽しく進められるし、自分も磨かれます。すばらしい仲間がいる会社に出会えるといいですね。
増田
そうですね。そして、社員それぞれが三井物産が好きで健全な意識を持って切磋琢磨しているこの会社で是非チャレンジしてみたい、という皆さんに出逢え、ともに進むことができたら、これ以上の喜びはないですよね。
太田
はい。私たちはチャレンジを歓迎します。舞台は世界各国。分野、領域は広大です。夢や志をここで叶えてほしい、そう強く願っています。
安田
仕事が楽しい、三井物産でならそれを感じることができるはず、私も楽しく仕事をしてきました。皆さんにもここで仕事って楽しいんだという思いにぜひ出会ってください。