MID-CAREER MONOLOGUE

  • 西村 直
  • SUNAO NISHIMURA
  • コーポレートディベロップメント本部 企業投資部 ポートフォリオ戦略室
    (現在、在米NovaQuest Capital Management LLCに出向中)
    2013年キャリア入社
[前職] 外資系大手不動産投資企業 仏INSEAD MBA取得
三井物産

社会のサスティナブルな
プラットフォームを。

私はずっとアントレプレナーの気概をもってキャリアを研鑽してきました。最初に就職したのは、高度な定量化技術を用いた証券化等の手法によって企業の自然災害リスクマネジメントを支援する米系ベンチャー。次に、グローバルで最先端のリスクマネジメントを導入する外資系投資銀行で危機管理体制構築を推進した後、仏INSEADへMBA留学しました。さらに帰国後、厳しい環境でポジションを獲っていく挑戦として、リーマンショックが起きた2008年にあえて外資系不動産投資企業へ入社。そして、それまでの経験を総動員して自分の志を具現化する最適な場所を探した時、三井物産が視界に入ってきたのです。私の志とは、新しい事業を創出して、オペレートし、その事業を社会のサスティナブルなプラットフォームにしていくこと。これは大学院で都市計画を研究していた私のライフテーマでした。自分を鍛えるべく投資の世界にも行きましたが、その頃も、今も、金融とは目的でなくツールだと考えています。

投資を通じた新事業領域の開拓。

コーポレートディベロップメント本部では、金融・物流機能などの知見活用による新しい事業領域の発掘や次世代ビジネスの創出を推進しています。私が在籍する企業投資部では、新ビジネス創出のための事業投資に注力しながら、子会社を通じたグローバルでのベンチャー投資や、日本経済の活性化に貢献できるグロース/バイアウト投資事業を行っています。例えばメディカル・ヘルスケア分野は、組織横断的に新しいソリューション創造に努めている注力分野。私は現在、デモグラフィック含む社会構造の変化や技術革新等を背景にこうした分野で見込まれる新しいニーズ・シーズを発掘し、米国等において先進的な取組を行う企業への投資や国内企業との戦略的な連携等、当社のグローバル・ネットワークを活用した既定の枠に捉われない活動を通じて、当社にとっての新しい事業基盤を構築することを目指しています。

成熟国の諸課題を
次世代ビジネスで解決したい。

こうした活動は、上からの指示でなく、私や賛同してくれた同僚たちとともに始動させたものです。私が三井物産を選んだ決め手の1つが、個のボトムアップの提案で動けるこの文化でした。今後もこの気風の中で志を具現化していきたいと思っています。企業投資部では新興国市場への投資も盛んですが、私は学生時代の研究成果も活かして成熟国における様々な課題を解決するビジネスを創出したい。成熟国には、社会インフラの老朽化や労働人口の減少にどう取り組んでいくかという課題もあります。そこにはたくさんの潜在ニーズがある。それらを掘り起し、日本や北米や欧州の成熟国に向けて、次世代ビジネスの創出を仕掛けていきます。