MEMORY COLLECTION

歴史的な荒波の中、肌身離さず持っていたお守り

歴史的な荒波の中、
肌身離さず持っていたお守り

2015年、船舶営業を担っていた私は四国に着任したが、当時、海運は世界的な不況に陥っていた。ギリシャやハンブルグと並ぶ世界の海運拠点、中心地となっている四国も例外ではなかった。海運史上稀に見る未曾有の大嵐が吹き荒れ、案件成約どころではなく、契約の減額、解約、そして、関係者がいかに生き残っていくのかという大変厳しい現実に直面した。そのような中、私は海上安全の守り神で知られる金刀比羅宮に参拝し入手したお守りを手に、年間200日超出張し顧客を訪問、面談を繰り返し続けた。2017年以降、苦境を乗り越えた四国の顧客とともに無事案件成約に至った。潮目を捉えることができたのは、顧客とともに現場で海を見ていたからこそであり、ともに荒波を乗り越えたからこそであった。

桶谷将邦

桶谷将邦MASAKUNI OKETANIモビリティ第二本部 船舶営業室 新造船プロジェクト第二室
2006年入社/法学研究科 修了

今までの経歴と現在の仕事

2006年入社。CFO部門にて税務、経理を担当した後、海外修業生として中国へ。その後、台湾、香港、中国、韓国や中東、アフリカ顧客向けに船舶輸出を担い、2015年からは四国駐在員として四国域内を出張し、顧客訪問を行っている。四国船主向けの新造船、中古船、用船の営業、並びに、造船所、機器メーカー、金融機関等との関係強化に取り組んでいる。