MEMORY COLLECTION

汗と想いがつまったヘルメット

汗と想いがつまったヘルメット

2014年末からロシアに駐在し、新規に立ち上げたコイルセンターの副社長として着任しました。事業投資、物流の師匠と仰ぐ先輩のお力を借りながら、ロシアのパートナーと一緒になってつくっていきました。工場は毎日欠かさず見て回りました。厳しい自動車産業のお客さまから「現地・現物・現場」の精神を叩き込まれ、従業員を一人たりとも怪我させることなく家に帰したいと安全には最大限、注意を払いました。現場で学んだのは、何かトラブルが起きたときに、犯人を捜すのではなく、真因を求めることの大切さ。真因を求めていくと、大体は経営、すなわち自分自身の不出来が起こしていることに行き着きました。休みなく起きるトラブルから、極寒のロシアで何度も冷や汗をかいたことをまるで昨日のように覚えています。現場で常に着用したこのヘルメットには、そんな汗と想いが詰まっています。

佐々生陽介

佐々生陽介YOSUKE SASAKI三井物産スチール株式会社(出向)
2003年入社/環境情報学部 卒

今までの経歴と現在の仕事

2003年入社。リスクマネジメント部にてロシア、サンクトペテルブルクでロシア語研修を1年、ウズベキスタン共和国タシケントで実務研修を1年経験した後、鉄鋼製品本部で事業を推進。自動車鋼材の貿易、物流、コイルセンターと言われる鉄鋼加工事業会社への事業投資、管理、Gestamp社の米州事業買収にも携わる。その後、上記エピソードのロシア出向を経て、現在は、全世界最大の伸線メーカーのお客さまに日本の高品質な鋼材の輸出に従事している。